最後には救いが欲しかったんです。ま、他の三つも『実は〇〇でした。バッドエンドに見せかけたハッピーエンドです』という解釈が出来ない事はありませんが、それはちょっと無理がありますからね。

そして、私もガラスを割ると時間が止まるという設定、めっちゃ気に入っています。

ほんでもって、この四つはお題ありきのものですから、これらを発想させてくれた四つのお題が偉大ですね。

四話構成で二話目以降を読んでもらおうとするなら、コイツを一話目に持ってくるべきでした。ストレートにハッピーな話ですし。

でも、四話読み終えた方にはこの話の癒しが必要だとも思います。独立したショートショートの並び順というのも難しいですね。

今回も沢山の学びがありました。
いつもありがとうございます。

ハイ。沙織さんはヤンデレです。いえ、病みそのものです。
相思相愛のまま一生を添い遂げるパートナーと出会えていたら、彼女はハッピーな良妻賢母となったでしょう。でも、そうそう上手くはいかないもんです。

上手くいく男女関係って、奇跡そのものですよね。あ、でも、三割くらいのカップルは上手くいくのかな。三割だと奇跡ってほどでもないですかね。

設定として、硝子の割れた長さに比例して止まった時間の長さも長くなるというルールを拵えていたんですが、主人公はこれまでに数センチから一メートル程度しか硝子の割れを作って来なかったんですね。主人公はそのルールを知りませんが。

それが、今回は強化ガラスの粉々ですから、数キロメートルから数百キロメートル、いえ、それ以上のガラスの割れを作った訳です。

なので、私の中ではこれはホラーなんです。

クロノヒョウさんのこの感想はその辺りを汲み取ってくださっているので、とても嬉しいです。

この話、読後感が良くなかったですね。
クロノヒョウさんが近況ノートで書いておられた事が刺さります。今回のように独立した四本立てだと、一本目には読みやすさや読後感の良さが必要ですね。
前回の企画の三本立ては三本目まで読んで下さる方が多かったのですが、今回は良くないです。
それで、クロノヒョウさんが書いておられた事を思い返してみて、『あぁ、なるほど。そういうことか』と改めて思わされました。
とても勉強になりました。

いつもステキで勉強になる企画をありがとうございます。

全部読んで下さってありがとうございます、藍条森也さん。

それぞれに違うテイストで書きたいなと思っていましたので、とても嬉しい感想です。

割り切りとか切り替えは、いつも女性の方が大胆な気がします(笑)

いつ終わるか分からない孤独の中で、他人を感じられるのは【思考を読む】の一手だけだったんですが、それが功を奏したというか、なんというか。
ハッピーエンドかどうかも微妙ですね。星新一先生リスペクト、な感じになりましたでしょうか(笑)

博士の方は『結果が出るかどうかは時の運じゃ。出資者の都合なんて知ったことか』って感じなんですよね、たぶん。
普通の感覚を持ってる中途半端な善人である助手みたいな人はしんどい生き方をしちゃうんでしょうねー。