第3話 自殺したい時彼と出会ったの!

高校時、、、誰からも相手されなかった。男のくせにメイクとかキッショ。って言われる毎日。パパ活してるとか噂されて教師にまで目をつけられる。


屋上に行こう。そう思って階段登って開けたら、、、先客がいたのだ。

必死にぶつぶつ唱えるメガネの少年。

その時の彼は今とは違ってあか抜けがないというかやぼったいというか。


「あのね、、、こんにちは。。隣いいですか?」

恐る恐る聞いたら、、、彼は肩を跳ねさせて、、、わたしを信じられない目で見た。あゝこの子も私の変な癖知ってるのかな。残念。お仲間だと思って近づいてごめん。


【君はだれ?】


今でも思い出せる。別になんてことないフツーの疑問草。彼はそう呟いただけ。


そうだ、、、私はだれだろ。それを探してみたい。

その時、、、彼の性癖というか憧れのマドンナに振られた後だよとは知らずに。

私はこの子の特別になりたいと思ってしまった。

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