恋しい

朝目が覚めて不意に


涙が落ちる


ひとつひとつ止まらずに流れて




夢を見た


君がまだ生きていたときの




君が恋しい恋しいと


こころの奥底から流れる愛


こんなに時間が経っても


会いたいよ いつでも どんな姿でも




君の目に映りたい


視力を失ったあの時でさえ


一度だけ戻った君の意思を


繋ぎ止めることはできなかったけど




あの時の愛しい日々は


私の体に刻まれて


消えることなく存在している




初めて愛した小さな命


自分でも驚くくらい ただ会いたい

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