小説家になりたい人に残酷な「現実」を話します

現在、Xの私の公式アカウントにて

小説へのレビュー&アドバイスキャンペーンを

行っております(現在、募集は終了しました)。


そして、次のキャンペーンとして

なにかためになることをやろうとしており、

本日、戦略会議を開いてきました。


そのなかで、数々のアイデアが出ており、

現在、そちらを精査していくという段階になっております。


どんな形になるか、しばらくお待ちください。


また、現在までで

レビュー&アドバイスを行った作品につきましては、

なにか質問等がございましたら、Xにてご質問ください。


先日、XのDMにいただいた質問につきまして、

昨夜、改めて小説を読み込み回答させていただきました。


かなり筋のいい作品で

伸び代のある方のものだったので、

しっかりと伸び代に当たる3つのポイントを解説いたしました。


こういった知識に貪欲な人、

素直に質問ができる人というのはそれだけですごい才能です。


確実に「ひと握り」の存在です。


正直、私も同じことをして伸びてきました。


もちろん「世界で一番面白いのはおれだ」という自負のもと

駆け出しのころから小説や脚本を書いていました。


そのため、尖りたい部分や、

つっぱりたい部分が心のなかにはありました。


しかし、同時に実際には夢に届いていない

という現実もありました(私の場合は、すでにそれで収入を得ていたのですが)。


プロとしてお金をもらい世に物語を出しているわけですから、

当然、結果が求められます。


しかし、現実として思う結果が出ていない。


そこで、わからない知識や伸び悩む点があれば、

先人にそれを質問し、素直に取り入れ、即座に活かしてきました。


もちろん、無料でできるケースも数多くありましたが

高額なお金を払って教えを乞いにいくケースもありました。


他と比較するわけではありませんが、

100人いれば、これができる人は1人いるかいないかです。


数百万円単位のお金を払って教えてもらっていても、

この質問ができる人間はほとんどいないのです。


これは、私が講師の立場をとっていたときも同じでした。


以前、私が講師を務めていた場所では、

200人近い生徒がいたにもかかわらず

ものになった人間は0でした。


これを私の力量不足と捉える見方もあるのかもしれませんが、

はっきり言って、私は関係ありません。


そういうものなんです。


結局はやるのは自分。

私は、レビュー&アドバイスでただしい道を示すことができるだけ。


それをものにし、自身の作品に活かしていくのは

そのレビュー&アドバイスをもらった人間の仕事なのです。


ここを履き違えてしまっては、

いつまで経っても、今のその情けない現状のまま

所詮「趣味レベル」で終わってしまうのです。


本日は、厳しいことを言いましたが、

これがプロから見た物書きの現実という話でした。

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