『煌夜祭』多崎 礼【★★★】

(C・NovelsFantasia た 3-1)

愛読書と呼びたくなりました。

お伽噺を読んでいるかのごとく話が進むのが素敵。


(中央公論新社)

ノベル版を読んだのは十年近く前?

感動したのに全く内容を覚えてなかった。

再読してやはりいいなと。

なかなか複雑な人物関係が難しいが、それこそ多崎礼先生お得意の作風。

よく練られているなぁと常々思う。

そして、実は悲恋なのね、と今更気付く。

書き加えられた遍歴を読んでわかった。

でなければ、ヒロインの想い人は姫だと勘違いしてたかも。

十年前の自分は、果たしてちゃんと理解してたんだろうか?(笑)

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