第2話 クラス転移

「知らない天井だ」

うん。ふざけている訳では無い。本当に知らない天井....というかどこ?

クラスのみんなもいるな。

「お!起きたか!」

そういったのは玉座みたいなものに座っている、冠を被ったおっさんだ。

まるで異世界みたいだな。というかさっきから



「よくぞ我が召喚に応じてくれたな勇者諸君!いきなりで混乱しているかもしれないが、落ち着いて聞いてくれ。ここはお前たちのいた世界とは違う世界だ。

今からお前たちには、この世界を滅ぼそうとしている、魔王を倒してもらう!」

その話を聞いて、喜ぶ者、まだ困惑している者、その他に泣いている人もいた。

俺は結構嬉しい。

だって男にとっては憧れだろ!異世界で無双するのは!


「あの!」


そう叫んだのは、このクラスの人気NO1男子の有田勇正ありたゆうせいだ。

あいつ嫌いなんだよな。自分に酔ってる感じがして。


「何だ」

「僕たちは元の世界に帰ることはできるのでしょうか?」

「わからん」

「どういうことだよ!!」

「元の世界に帰して!!」

みんなが騒ぎ始めた。元の世界に帰ることができると思っていたんだろう。

俺は悲しくないのかって?別にそうでもない。これから帰る方法を探せば良い。


「静まれ!」


その一言でみんなが静かになる。

すごいな。威圧系のスキルか?あんなにうるさかったのが急に静まるなんて、すごいな。

「誰も帰れないとは言ってない。魔王を倒せば、帰ることができると思われる。

魔王を倒せば帰れるというわけではない。その魔王城の先にある所。

聖域エデン】に行けば帰る事ができると言われておる」

みんなの目に希望の光が宿った。

なるほどな、

「皆のもの行ってくれるな?」

「「「「「「「「はいッ!!」」」」」」」」

「では今から、全員にステータスを見せてもらう!」

ステータスか。楽しみだ!







あとがき

明日の朝6時くらいに第3話を更新できたらと思います。




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