第2話



 彼は、中学生になると、頭角を表した。


 力は、早々と大人を超えた。その抜群のセンスで、戦場を踊った。


 彼女たちは焦った。

 彼が、本気で勇者になろうとしている、と。


 ただ、がむしゃらに鍛え続けた。



 彼は、高校生になると、旅立った。

 彼女たちも、仲間になった。


 彼を中心に、動くこのパーティーは、しばらく、順調に旅を続けた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る