18 目玉の親父

 家に帰ると目玉の親父がいた。親父は俺と血が繋がっている訳でもないのに飯と風呂を要求してくる。酒でも飲みながら話を聞いてやると、息子が反抗期で辛いらしい。親父は全身で泣いていた。明くる日息子が迎えに来た。それから親父には会ってないが、不思議と不運な目には合わなくなった。


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