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目次
９ かあさんの歌
「先生、このかあさんの歌という詩ですが」
「なんでしょう？」
「わざわざ徹夜で手袋を編んで送るというのは何故ですか？ 既製品を買った方がよいのでは？」
「それはですね」
「もしかしたらこの母親はハンドメイド講師か何かでしょうか？」
「わかりました、昭和時代の授業をしましょう」
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