ポッキーの日記念SS 2人でポッキーゲーム
本日11月11日はポッキーとプリッツの日です。
そのため今回は恋人同士がやる行為で有名なポッキーゲームのSSを書きました。
どんなことをするんでしょうね(他人事)
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「ねぇねぇ、ポッキーゲームって知ってる?」
「ポッキーゲーム?ナニソレオイシイノ?」
ある日萌音からポッキーゲームを知ってるかという質問が飛んできた。
もちろん今までバレーに青春を駆けていた俺は知るよしもなかった。
そして萌音からポッキーゲームの概要を知らされると、
「えぇ...()covit-19をよく乗り越えたな()」
と苦笑いするしかなかった。
知らない人のために説明:ポッキーゲームとはパーティゲームである。2人がポッキーの端から食べ進め、口を離したら負けになる。食べ進めた場合、2人はキスをすることになる。とある調査によるとポッキーゲームは10代女子の87%が知っているとのこと。
「ポッキー買ってきたから一緒にしよ?」
「え()」
思わず聞き返してしまった。てかポッキーいつの間に買ったんだ...
まあ可愛い彼女様がお願いしてるんだから断る道理はない。てか受ける以外の選択肢がない。ほんと惚れてるんだな俺。
「いいよ」
「やったー!チョコの方があたしね!」
「僕プレッツェルか」
というわけで僕と萌音が一つのポッキーを口に咥える。
そして同時に食べ始める。
部屋の中にはポリポリとポッキーを食べる咀嚼音と2人の息だけが響いている。
そしてある程度まで進むと、萌音の唇と僕の唇の距離がとても近くなる。一瞬離しかけたが、離すと負けになってしまうのでそのまま食べ進める。
そして、自然と2人の唇は重なり合った。
唇が重なった時、萌音の頬が一気に赤くなった。おそらく俺も同じだろう。
「なにこれ...もう1回やりたい!」
萌音はアンコールをリクエスト。もちろん俺もそれに応え、もう一度ポッキーゲームを行う。
そして気づけば残り1本まで減っていた。
そして食べ進め、最後の1本も唇が重なり合う寸前。
「なにしてるの、お兄ちゃんと萌音ちゃん?」
とリビングでいちゃつかれて半ギレ状態の結菜が話変え、一気に萌音の頬が赤くなり、混乱している。恐らく俺の頬も赤いのだろう。
そして2人して恥ずかしい思いをし、潤はしばらくの間、ポッキーを見ると頬が赤くなっていたのは別の話だ...
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リビングでいちゃつかれて半ギレ状態の結菜は、遊びから帰ってきた陽菜にもこの出来事を伝えたらしい
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