第135話 準決勝
さて準決勝だ。
試合開始の笛が鳴る。
今回は相手サーブからスタート。
こっちのスタメンは俺と夕凪、さらに松木など大砲が3人揃ってスタメンな上、もうまさに温存なんて考えてないとも言わんばかりの破壊力重視メンバー。
僕は前衛ライトからスタート。
サーブが綺麗に返ったのを見て、助走に入る。
そして松木にトスされ、相手のブロックの上を行き、ボールが相手コートに突き刺さった。
そしてサーブ権は俺に回ってきた。
いい具合に回転を掛け、ボールの中心を叩く。
叩かれた玉はいい回転で相手レシーバーを弾き飛ばし、2点目を獲得。
序盤にいい流れを作って、後半はその流れのまま押し切るスタイルは普段の黒鷺でも行っているが、それを全国で存分に発揮。
第1セットは25-17で軽く奪い取った。
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