第85話 双子の妹たちと萌音の初対面③

塾終わり。


家に帰ると床で爆睡している3名の女子が。


まああんなに戯れてたし流石に疲れたんかな...()


とりあえず彼女たちが寝てる間に仕込んでいた肉を焼く。


いい匂いがしてきた。お腹が鳴りそうだ。


すると、匂いに釣られて、3人が目を覚ます。


そして、焼いているものを見て目を輝かせている。


焼き終わり、肉に余熱を入れている間にキャベツを千切りにする。


もちろんホテルでバイトしてるので千切りなんてお手のもの。


萌音は見慣れた光景だと思うが、妹たちは息を呑んで見守っていた。


まあ1分前後でキャベツ半玉は捌き終えると、大皿を用意してキャベツを乗せ、その上に生姜焼きを乗せる。


あらかじめ炊いていた白米をお椀に入れ、晩ごはん完成。


そして4人で完食し、夜遅くになった。


結菜は疲れていたのかまた爆睡したが、陽菜は例の如く単独で眠りにつくのは難しいため寝かしつけを行なった。


そして俺は個人部屋でゆっくりし、気づいたら眠りに落ちていた。


朝日と「信濃の国」が俺を起こす。

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