第69話 テスト4日目の朝
朝4時に電話が鳴る。出ると、
『助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』
早朝からやかましい声が携帯電話越しに聞こえる。声の発信者は親友の凪だ。
『家庭科の課題おわらねぇぇ!!』
「自業自得だ、諦めろ()」
「まあ友人のよしみとて一応スクショして送るけど、終わらせろよ。」
『心の友よ...!』
いや空き地で下手な歌を歌いまくってるガキ大将のセリフ奪うなよ...()
「まあ頑張れよ。貸し一だからな。」
と言い、電話を切る。
さてあいつは、宿題できるのかなぁ...まああいつそこそこ優秀だし大丈夫だろ。
「あと1時間寝るかなぁ。」
といい、今も萌音がぐっすり眠っているベッドに入り、また夢の世界に意識を奪われる。
起きたのは2時間後の朝6時だった。寝坊すんなよ...()
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