第54話 次の舞台へと

試合が終わった。


1-2で黒鷺は準々決勝で散った。


この1戦で、僕の力不足を感じさせられた。


あと1年、尋常じゃないほど鍛えないと、あの人たちには勝てない。


試合後、黒鷺のコートに戻ってきたバレー部。


先代キャプテンの松尾先輩が、


「次のキャプテンは、エースの藤堂に任せたいと思う。」


「承りました。この黒鷺男子バレー部を、さらに強いチームにしてみせます!」


こうして、先輩たちはコートを去った。


ここからは次の大会に向けて、全力で練習するのみ。

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