第17話 文化祭1日目②

ついに文化祭が始まった。


時間は決まっており、10時〜16時40分までで、他校からの来場も可能らしい。


そしてこの学校は私立なので、いろんなことができる。


出し物も自由自在で、全部回ろうとするのは本当にきついらしい。


まあその前にメイド喫茶のシフトを終わらせるのが先だけどね。


僕のシフトは10時〜12時(2コマ連続)、13時〜13時40分だ。


これさえ終わったら1日目は自由なので、頑張ろうと思える。


なお、料金は基本的に商品券という扱いとなっており、入場時にあらかじめ5枚の商品券が配られ、全ての店で使える。だが、1つの店で2枚使うとかはできないらしい。


そしてメイド喫茶に一人の生徒が入ってきた。バレー部1年の後輩だ。


「お帰りなさいませ!ご主人様!」


クラスのモブ女子がそうやって後輩Aをもてなそうとする。


後輩Aは顔が赤くなって、興奮しているみたいだ。()


そしてその後輩はボロネーゼに舌鼓を打ち、満足した様子で帰っていった。


そしてその後輩を噂を聞いたらしい人たちが次々と入ってくる。


僕は基本料理の手伝いを担当しているので、急に忙しくなる。


そして、みんなもてなしとパスタに舌鼓を打ち、満足して帰っていく。


まあ忙しなく調理を続けていると、シフト終了である12時になった。


ここで僕は離脱し、いつもの屋上でご飯を食べ、すぐに戻って次のスタンバイをする。

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