第43話 呼び出し

今日は、夫と朝から仕事へ。

その後、小さな部屋に呼ばれた。

様々な権利書や大切な物が置かれている。

それらの今後について彼の希望が伝えられた。

各々の子供にと一つ一つ説明を受け、最後に…と鋭い目つきが向けられた。

「それは医者になった場合、ならなければ全て他へやる。万が一離婚などになった場合も、弁護士なりありとあらゆる手段でキミには何も渡さない」と。


これは普通の事?

小部屋に入れられると、洗脳度が増すように思う。

怖い…。


実際に義父は、自分の資産の一部を息子達でない所に既に回している。

ただ、夫の場合は…理由が医者にならなければ。。。

楽しく通い出した長女に言うべきか言わないべきか。。。

高校生になった次女は、更なる反抗期で手がつけられず。。。

何だか多方から板挟み。痛い…。

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