「保健室と図書室の片想い」


あ、まただ。片想いしてる男の子が怪我もないのに保健室に入っていく。保健の先生は優しくて美人と評判だ。彼も保健の先生に恋をしてるのだろうか。「ほら、行くぞ」はーい。たくさんの本を抱えて図書室に向かう。新しい本が入るたび手伝いに呼び出される。年の離れた従兄弟は、この学校の司書さんだ。



保健室の先生は美人で優しいと言われてる。正直全然違う、年が離れた僕の姉。苗字が違うのは親が離婚したからだ。「はやく司書先生とくっつけよ」僕の好きな子が図書室司書の男によく呼び出される。まだ恋仲ではないと思いたい。僕の姉はアイツを狙ってる。「人のことよりあんたこそ!」姉に怒られた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る