第3話 初めての進化
ふははは。やったぞ。ついにやったぞ。
世界が私に微笑んでいるようだ。
これぞ全能の感覚。世界の掌握とはこういう感覚なのか。
--------------------------------------------------------------
【謎の草】
レベル:1 (1/10)
戦闘力:5
HP:18/18 MP10/10
ATK:5
DEF:5
INT:5
RES:5
SPD:2
【スキル】
『吸収』『成長』『根操作』
--------------------------------------------------------------
………あんまり変わらんのかーい。
流れ的に劇的な変化が起きて、よっしゃこのまま進化をしまくって、世界取ったんぞみたいな感じだったじゃん。
いや確かに、ステータスが5倍になって力が漲るように感じたよ?
まぁ錯覚だよね。わかるうん、わかるよ〜。
でも酷くない?
だって進化って言えば、ゲームでも個体値めっちゃ上がるやん。
全能感に包まれても致し方ないやん。
謎の種が謎の草になったから、なんか最終的にリーフの宝石とか太陽の宝石とか使えば綺麗な花になる系じゃないの。
だが、植物生は花の蜜のようには甘く無かった。
また数日が経過し、どんどん虫の死骸や動物の死骸から魔力を吸収した。
するとまた進化の光が体から発せられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます