小学生でも分かる! 使う道具は?
鍛冶で使う道具は、金属を素敵な形に変えるためにすごく大事なものなんだ。
炉(ろ)について
- 炉は鍛冶屋さんのキッチンみたいなもの。でも、お料理をするわけじゃなくて、金属を熱するんだよ。木や石炭、ガスを燃やして、とっても高い温度にすることができる。このおかげで、硬い金属も柔らかくして、形を変えられるようになるんだ。
金床(かなとこ)について
- 金床は、大きくて重たい鉄の台。この上で、熱くなった金属をハンマーで叩くんだ。金床にはいろいろな形の部分があって、丸いところや角があるところを使って、金属をいろんな形にできるんだよ。
ハンマーについて
- 鍛冶屋さんのハンマーは、ただのハンマーとはちょっと違う。とても重たくて大きなものから、細かい作業に使う小さなものまで、いろいろあるんだ。これを使って金属を叩くと、金属がどんどん形を変えていくんだよ。
トングについて
- トングは、熱い金属を安全に持ち運びするための特別なはさみ。金属が熱いうちは、手で触るとやけどしちゃうから、トングでしっかりとつかんで、作業をするんだ。
やすりと砥石(といし)について
- 形を整えた後は、やすりや砥石で表面をきれいにしたり、刃をといだりする作業があるよ。やすりでザラザラした部分をなめらかにして、砥石で刃を鋭くするんだ。これで、使い心地の良い道具ができあがるんだよ。
保護具について
- 火や熱い金属、飛び散る火花から身を守るために、鍛冶屋さんは保護具を使うんだ。厚手の手袋やエプロン、顔を守るための保護メガネ。これがあると、安全に作業ができるんだよ。
これらの道具を上手に使うことで、鍛冶屋さんは金属をいろいろなものに変えることができるんだ。道具ひとつひとつが、とっても大事な役割を持っているんだね。
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