第4話
2月14日がやって来た。
1時限目は音楽。
生徒たちは、音楽室へ移動していた。
「あっ…リコーダー忘れてきた!!」
「んも~るぅってば、おっちょこ ちょいちょいねぇ」
「おっちょこ…」「…ちょいちょい???」
葵の謎の言葉に戸惑う瑠花と希美。
※瑠花と葵と希美の3人は同じクラス。
「まぁまぁ…!! まだ間に合うでしょ?早く取りに行きなよ」
「もし遅くなったら、先生に“リコーダーを教室に取りに行った”って伝えておいてね…!!」
「はいはい」「任せなさい☆」
瑠花は、ダッシュで教室へ向かった…。
生徒が音楽室へ移動し、教室が静まった頃。
「フン…愛だの恋だの…くだらない……」
すると………。
―――ドンッ!!!!
「………うわっ!?!?」
「…きゃあっ!?!?」
―――ドサドサッ!!!!
「イテテ…ごめんなさ~い!! 急いでたので―――あれっ?」
「………ッ!?!?(しまった…!!!!)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます