参考図書
参考図書
▼『説話社占い選書5 すべてがわかる384爻 易占い』水沢有氏/説話社(税別1,000円)
※陰陽思想には踏み込んでいません。税別1000円で六十四卦の卦辞と384爻すべての爻辞がわかるというコスパにすぐれた1冊。八卦の正象、性情、簡易的な八卦の卦辞をとりました。コインを使って出た目を引く占い本です。
「周易」が「陰陽思想」の最たるものなので、中国占術の入門として、この1冊は「買い」です。
▼『新装版 サイコロを使った実占・易経』立野清隆氏/五月書房新社(税別2,500円)
※両儀と四象の一部をとりました。こちらも憶える必要はなく、サイコロを振って出た目を引く占い本です。
これから八回にわたって八卦を説明しますが、その説明もこちらの一部を採用しています。
水沢有氏の書籍はコンパクトで要点のみをまとめてありますが、こちらはそれなりに広範な卦辞・爻辞が読めます。
『易経』関連では陰陽思想の基礎であり要である太極、両儀、四象について詳しく書いてあるものはほとんどありません。
買ってみて中を読んで「書いてない」ということが多々ありました。
それほど、陰陽思想の根源は秘匿されているのか、占いには必要ないからなのか、書かない理由があるはずです。
ということで、陰陽思想を極めたければ『易経』の書籍を購入して六十四の大成卦まで精通するとよいでしょう。
八卦を簡単に説明したら、次は『四柱推命』の要でもある『五行学』についてまとめることになると思います。
しばらくはお時間をくださいませ。
「八卦」の卦辞については、後日加筆致しますので、この時点で本連載は完結済みには致しません。
なるべく早く対応したいのですが、やることがたくさんありますので、ひとつずつ片付けてまいります。
なんとか「四柱推命」の予備知識くらいまではたどり着きたいのですが。
果たしてどうなりますやら。
「八卦」の卦辞に用いた参考書籍
これから八卦(乾兌離震巽坎艮坤)の卦辞を連載していきます。
頼りになる書籍が限られていますので、それを書いておきます。
▼『絵で学ぶ 易占』宇澤周峰氏/虹有社(税別4,500円)
八卦と、六十四卦の卦辞と爻辞が書いてあります。
イラストが付いているため、イメージが湧きやすい利点がありますが、変爻、之卦などの深い勉強はできません。
「おみくじ占い」の書籍に八卦をプラスしたような内容です。
▼『基礎からわかる 易の完全独習』翡翠輝子氏・ウラナイ8易の会/日本文芸社(税別3,000円)
八卦のうんちくでは『易で学ぶ 易占』には及びませんが、安いながらも変爻、之卦も書いてあります。
易の深い理論は端折っていますが、物語に『周易』を出したいときは強い味方になるでしょう。
ここまでの参考図書から下記の八卦を読み解いていきます。
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