第195話 フードコート
琴音の服を買い終えた俺たちはフードコートに来た。
「じゃあ各々好きなもの食べよう!!」
テンションの高い琴音。さっきまでは可愛い服に圧倒されてテンションが低めであったがフードコートに来てから元に戻った。
「好きなものですか」
美咲は戸惑いを見せている。
「お前慣れてないだろ」
「ごめんなさい。こういう場で食事をしたことすらないです」
美咲の返答は予想通りだった。薫さんとはおしゃれなとこしか選ばないだろうし。そもそもさ一人ではあまり外食はしないだろうな。
「なら一緒見ますか!」
「そうしていただけると助かります」
美咲とのために3人でフードコートをまわることになった。
ここのフードコートはいろんな店がある。うどんにラーメン。カレーもある。イタリア系の料理もあるしクレープなどスイーツ屋も豊富。ステーキもたべる。だいぶ広い。
「私はラーメンと餃子にしようかな。美咲さんはどうします?」
「どれも美味しそうで悩みますねー。ちなみに倫太郎くんはどうします?」
「カレーにしようかな」
俺もラーメンにしようと思ったが琴音とかぶりたくないためカレーを選択した。
「では、私はパスタにしようと思います」
「じゃあ各々いこっか」
琴音が真っ先にラーメンの店に行った。
「いくぞ」
美咲が初めてということだしできた時のブザーとかもらう時に困惑しそうなためついていくことにした。
「いろいろありがとうございます。ダメですね。ちゃんと勉強します」
申し訳なさそうに琴音がお礼を言う。
「これくらい学ぶ必要ないだろ」
「これ一つお願いします」
「だからパスタですね。ご注文は以上でよろしいですか?」
「大丈夫です」
定員とのやりたらがすごくぎこちない美咲。演じることはできても情報が入っていないと全然ダメらしい。
「900円になります」
「あ、カードで」
完全にお金持ちが持っているようなカードを掲示してきた。
「カードですね。かしこまりました。こちらに差し込んでください」
カードの使い方だけは自然となっている。その光景はいつもやっているもんな。
「お料理ができましたらこちらでお呼びします」
「あ、ありがとうございます」
何とか注文することができたようだ。
「できました!」
すごく嬉しそうだ。
「ところでこれは何ですか?」
もらったブザーのなる機械を見せてくる。
「料理の用意ができたらそれがなるから持っていく」
「持ってきてくれるわけじゃないんですね。ならどこ座っても問題ないですね」
運ぶのがセルフサービスなのも知らなかったようだ。
「俺も買ってくるから適当に席に座っててくれ」
「わかりました」
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