第19話 無理ゲーすぎる

 狼男さんは大学受験に向いていませんね。それを私こと、兎さんが解説します。

 まずは、狼男さんの高校受験の科目の得点率から考えますね。国語が5割、これは致命的ですね。他の科目は社会と英語が9割で、理科と数学が8割。

まず、狼男さんは小論文や国語といった思考や読解が問われるようなものが苦手ですね。小論文模試から逃げていたのを覚えています。国語の論述問題は書いていないことがありましたね。部分点稼ぎをしていたこともありましたね。

 数学に関しては、センターの予想問題でも最後まで解ききれていませんでしたね。直しもろくにしてなかったですね。

塾のアルバイトに勉強してないって指摘されましたね。自分のクラスメイトのように1日10時間勉強するのは至難の業ですね。英語や国語の問題は文章が長すぎて何を言っているかわかりませんでしたね。

結局、大学生になってから、国語の現代文や小説は評論の文章や小説を切り抜いていることを理解しましたが、遅すぎます。狼男さんは地元の国立大学1年生のときにA判定取れていたのはまぐれですか。

たまたま、まぐれで英語の校内テストで10番に入ってましたね。

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