自分のふくらはぎと根性焼きの次に認識したのは妹の存在。

かおり。

かおりはいつも私の後をついてきて真似っこしていた。

あとは母と祖母

母も祖母も夜になると仕事へ出かけるので、かおりと2人で留守番(と言ってもほとんど寝ているだけ)をしていた。

母が仕事へ行くたび、玄関で寂しいと2人で泣きながら見送ったことを覚えている。

仕事から帰ってきた母は【お酒】と【タバコ】の匂い。

母はセブンスターがお気に入りで

この匂いが母の匂いと言っても過言では無い。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい