俺は遠慮します

抹茶らて

プロローグ


「え、明日?いや、無理じゃね?」


1人の青年が諦めともとれる溜息とともに呟く様子があった。

 

そんな青年の対し、その心境を知ってか知らずか向かいに座る美女は楽しそうに話す。


「大丈夫よ。手続きは済んでるし、荷物をまとめるだけよ。栄人、フラグ立てまくって回収しまくるのよ!」


「母さんも懲りないね…」


きゃぴきゃぴする母親をしり目に青年こと夜須川栄人は溜息しか出ないのであった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る