メモ集
ピピ
15歳の私より (暗い系?)
夢を見た
その夢は自分の余命を告げられるものだった
その余命は1日だったか数日だと言われたと思う
自分でも驚くほどに冷静に受け入れていたと思う
余命を告げたヒト達は私を車に乗せて何処かへと連れて行った
そのヒト達の顔や格好は思い出せない
そもそもちゃんと見ていなかったのかもしれない
いつのタイミングだったかは分からないが涙を沢山流した
元々泣き虫だったから余計に酷い泣きようだったかもしれない
泣く前にふと遺書を書こうと思った
それがきっかけで泣き出したと思う
深く理由を考える前に別の夢に切り替わった
多分
あまり関係無い夢を見たと思う
菌というか虫?の集合体みたいのを見てしまったと思う
普通に見るのも嫌だったと思う
キモイという思いより恐怖の方が強かった
目が醒めると意外にも清々しい寝起きだった
起きてから夢の事を考えた
余命を告げられた時の事を
泣いた心当たりはある
私の悩みは家族に「ありがとう」を言えないことだ
小学生くらいのときからだと思う
その「ありがとう」を遺書に書こうと思ったのだろう
そこで私は泣いた
こんな時になったにも関わらず直接「ありがとう」と言う選択肢を選ばない自分に
落胆し、怒り、悲しんだ
勇気の無い自分が嫌いだ
意気地なしの自分が嫌いだ
恩知らずな自分が嫌いだ
嫌いな自分ばかり探す自分が嫌だ
嫌い嫌い嫌い
きっとこんなにも自分を卑下しても直接礼を告げる事は難しい
私はまだ子供で大人じゃない
でも親は大人だ
年月の差というものは時として残酷だ
いつ居なくなるかも分からない
これは思春期からなのかそれとも自分の根本の部分からそういう性格なのかは分からない
泣きたく無いのに涙が出てくる
きっと自分と似たように自分が嫌いな人が居たとしても
「ふーん」で済ませてしまうかもしれない
だが他人事なんだから当然の事かもしれない
結局は生きている一人一人が自身を中心に回っているんだ
仮に自分と同じような事を考える者が居たとしても
「そこまで気にしなくてもいいのに、、、」と思うだろう
例え自分と同じ考えでも自分意外の誰かが言うのなら
それは他人事に感じてしまう
思ってしまう
こんな事を思う自分が嫌いだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます