第2話 大高坂松王丸
アレックスと凜は高知城の本拠地に突入し、激しい戦闘が繰り広げられた。時空シールで室町時代から南北朝時代に遡っていた。
敵の首領である黒髪の男がアレックスと凜に立ちはだかり、圧倒的な力で彼らを追い詰めていく。
黒髪の男:「まさか、こんなところに抜け穴を見つけるとは。しかし、この先にはお前たちの墓が待っているぞ」
アレックスと凜は豪快な動きと確かな技術で黒髪の男に立ち向かう。彼らは連携を取りながら、黒髪の男の攻撃を交わし、猛烈な反撃を行う。
アレックス:「凜、頼む!私に援護を!」
凜:「了解!行くわ!」
激しい打ち合いの中、アレックスは黒髪の男の隙をつき、一撃の必殺技を繰り出す。その瞬間、黒髪の男は地面に倒れ、息絶えた。
アレックス:「やったぞ!」
凜:「見事だったわ、アレックス!でもこれで終わりではないわね。まだ敵がいるはず」
アレックスと凜は疲れを感じながらも、次なる敵との対決に向かう覚悟を決める。高知城での戦いはまだ終わっておらず、新たな試練が待ち受けていることを知りつつも、彼らは団結し、進んでいくのであった。
男の正体は大高坂松王丸だった。
土佐郡大高坂郷(現在の高知市)の領主で大高坂城(現在の高知城)に居城。松王丸は南朝方に所属して北朝方の諸将と戦った。建武3年(1336年)3月21日大高坂城大手の合戦、6月からは大高坂城、安楽寺城を中心にした合戦を歴戦した。暦応元年(1338年)には、花園宮満良親王が土佐に入国し土佐国の南朝方は士気が上がった。暦応2年(1339年)堅田氏、津野氏、三宮氏、佐竹氏ら北朝方の豪族が細川定禅の命を受け大高坂城を攻撃し出陣した。暦応3年(1340年)1月新田氏、金沢氏、佐河氏、度賀野氏ら南朝方の諸将が花園宮を奉じて数千の兵を大高坂城の救援のため潮江山に陣をはり、大高坂城と潮江山の間で激戦が行われたが南朝方は敗れ大高坂城が落城した。花園宮は西国に落ち、松王丸はこの戦で戦死したとされる(佐伯文書)。
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