お勉強……? 2024読者の傾向と初心者カップルにアリがちな光景

ホントー? と思いつつも情報収集した結果を乗せておきます。

これホントならオーフェンとか読んでた人、全員活字離れしてるな。


>勇者、賢者、おっさん、スローライフ、

>最弱、奴隷、最強、成上り、異世界、復讐

>を入れるとストレスレス信奉者が食いつきやすい。

>なろう読者は整合性よりもストレスレスのほうに重きを置いてるから

>主人公が負けるどころか苦戦することすら許さないらしい

>さらにヒロインが他の男と会話するのも嫌がるらしい


勇者の最強おっさん、異世界で最弱と小バカにされた上にケモ耳奴隷にされたので、賢者として成り上がります復讐のスローライフを送ります!

めちゃくちゃだな。復讐とスローライフがどうやってもかみ合わないぞ。


こんなんバトルはいってる作品作れないじゃん。

オーフェンが人間種族じゃなくてディープドラゴンだったらって話で作れって言ってるようなものじゃん。


ヒロインも何、ヒーロー以外にはコミュ障の特徴入れないといけないのか。

おめー、そりゃあ無理ですって。『ヒロインをロボトミー』する気は起こらない。可哀そうヒロインが。

ヒロイン嫉妬問題はさ。

ヒロインが交流イベントとかで知らない人と思いっきり喋ってて

ヒロインが

「ねえねえ、(彼氏)。わたしあの人とさっきまで話してたんだけどね。あの人おかしいのよ~女王様自分はあなたと出会うために生まれてきたのです。な~んて言われちゃった。ちょっと恥ずかしいよね」

 で、童貞彼氏がすごい不機嫌そうに

「ふぅ~~~~~~~~~ん。そう。

 すごいね~楽しかったのねーすごいすごいね~」

 ってふてくされて言う。で、彼氏彼女の最初の難関て感じでよくある展開には持っていけるけど。

で、彼女が怒ってその彼氏の態度に暴力で返して

「なんで急にそんなおかしい態度になるの!」

「はあ!? 俺は全然変じゃねえし。知らない男とあんなニコニコ話せるほうが変なんじゃない!」

「ぐ……なに! 彼氏以外には笑顔みせちゃいけないわけ!? わたしの表情まで指定したいの? (彼氏)くんは」

「別に、別にさ。楽しかったんだろ! お前はあの男と話してて」

「そりゃあ、楽しかったよ。これ普段合わないような人とコミュニケーションを楽しむって企画のパーティーだよ」

「別に無理して俺となんか喋る事ないだろ。あの男と時間いっぱいまで喋ってこいよ。俺は面白い話なんてできねーしさ」

「なにそれ……(彼氏)くん変だよ。おかしいよ! それわたしに気を使ってるの? そんな使われ方しても全然嬉しくない! 嬉しくないよ!」

「童貞大爆発な話運びしてんな~(彼氏)くん。彼女が他の男と楽しそうに話してるのパット見ただけで冷たくしたり逆切れかますんて包容力以前の問題よ……器小さいわ。で彼女に距離置かれて勝手に傷つくグラスハート」

「どうすりゃいいんだよ!」

「怒るな怒るな! そんなん器用な真似は君の様子見てたら無理なのわかってるから、素直に嫉妬してました。君にあたっちゃってすみません。これしかないでしょ、君には。ついでに○○に彼女誘え! 彼女と距離深めたければ」

「…………うん」


 ね? 初々しい恋人の嫉妬話で1話余裕で描けるよ! てゆーかもはやテンプレ展開っていいんじゃないのこれ? 精神が未熟な彼氏彼女専用のテンプレ。

>さらにヒロインが他の男と会話するのも嫌がるらしい

 これ嫌がるのもったいないと思うんだけど。わたし。

 ミハエルと水鏡冬華は両人とも大人だからこんな初心者彼氏彼女プレイはふさわしくないんで彼らじゃ描けないけど。



2024/2.21追記 『作品リセマラ』というフレーズを初めて聞いた。


>単語だけを変えた似たような内容の話を同時平行で連投し、読者ウケの良かった作品(ポイントがついた作品)だけを連載し

>ウケが悪かった作品のタイトルを変更したり、事前告知なしで削除する

>という作品タイトル変更・作品削除にペナルティがほとんどないという仕様を逆手に取ったテクニック。


>出版社がウェブ小説投稿サイトの作品の書籍化を人気順から行い使い捨てにした

>素人作者がデビューを狙って(注目度だけを重視した)質の低いテンプレ的な作品ばかりを大量に量産・消費するように

>テンプレを好む(もしくは許容できる感性の)読者ばかりが界隈に残留し、新しい作品が打ち上がらなくなってしまった。


おめーよぉー、作品て言わば自分の子どもじゃん。それをソシャゲのリセマラのノリでするとはどーゆうことだ!

子ども同然のものをヒルコよろしく水に流しまくりてどーなのよ。

ちょっとカルチャーショック。

芸術品でしょ本来文章も彫刻や油絵や3Dモデリングと同じくさあ。

芸術品にそのときそのときの自分の魂込めないでどーすんの。

工場のライン作業じゃねーんだぞ芸術は。ヘロドトスがライン作業なんてしてたか? 芸術レベルの歴史を残した人だぞ。


>どこかの段階で審美眼のある人間やシステムによる最低限のチェックが入らないと、

>業界が加熱した時に全体の質が落ちていってしまい再起不能になってしまう


おい編集何やってるんだ。

ギャラリーフェイクの藤田玲司みたいな美術眼持ってる人間今の編集にいないのか!?


悪いがこんな流行には乗る気が起こらない。

ルナル・サーガの時に感じた気持ちで小説は描く。

あ、ちなみになろうで一番力入れてる小説「ムーンショットを止めろ!」をセルフ転載したら読まれた数1人です。一応毎日1章ずつ上げてるけどそんな感じ。読者1人から増えぬ!

あの一人の方ありがとう! 評価も最大点くれたし!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る