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    アランさんのところから来たのですが、なんというか不思議な小説というか。
    一読した時は混乱してよく分からなかったのですが、読み込んでいくとふと思考にシンクロしている自分がいて。

    >階段の登り方と降り方を同時に考える
    この言葉がなんだか作品を象徴しているように感じました。
    一つの方向にまとまっていく自分と、多方向に思考を伸ばす自分と。

    面白かったです。