SNSとの付き合い方 ~変わるかもしれないしそうじゃないかもしれない~
玉露
避難先SNS
さて、個人的にまとめたいと思ったのでSNSのハナシです。
2023.07.02にイーロン・マスクがTwitterに仕様制限をかけるかも、といいました。
https://twitter.com/elonmusk/status/1675187969420828672
新規アカウント:300ツイート/日
未認証アカウント:600ツイート/日
認証アカウント:6000ツイート/日
で、直後、時期未定ですが仕様緩和するともいいました。
https://twitter.com/elonmusk/status/1675214274627530754
新規アカウント:400ツイート/日
未認証アカウント:800ツイート/日
認証アカウント:8000ツイート/日
結局、1日あたりの閲覧ツイート数に制限がかかることには変わりありません。おすすめや広告などとか勝手にでてくるものまでカウントされているなら、個人の方でも上限には達しやすいと思います。
各サービスでTwitter連携ログイン機能がなくなるなかで、デメリットが増えたと感じる方は多いことでしょう。
フォローしている方が多い方は、すぐ上限に達するでしょうし、
優しい方は負担になるのでは……、とリツイートやいいねを控えてしまう恐れもあります。
(イーロン本人も閲覧数制限かかったのは皮肉ですね)
情報の拡散により広報にも効果的とされたSNSとしは致命的です。
最近のワイドショーメインのニュースは、独自で調査せずバズったものに乗っかる傾向があるので、報道関係にとってもどんどんあてにならない情報ソースとなっていくことでしょう。
そんなことがあったので、みんな慌てて色んな避難所を探しました。
どんなものがあるか紹介します。
タイッツー
https://taittsuu.com/
※2023.12時点 公式アプリ提供なし(都度ログイン要)
くるっぷ
https://crepu.net/
mixi (ミクシィ)
https://mixi.jp/
Mastodon (マストドン)
https://joinmastodon.org/
Misskey (ミスキー)
https://misskey.io/
※Mastodonアカウントで連携可
Bluesky (ブルースカイ)
https://bsky.app/
https://blueskyweb.xyz/
※招待制(2024.02.06招待コード機能廃止)
Instagram (インスタグラム)
https://www.instagram.com/
Threads (スレッズ) 2023.07.06提供開始
https://www.threads.net/
※Instagramアカウントと連動
whispy(2024.02にベータ版提供の可能性)
https://whispy.org/
自分がよく目にしたのはこの辺りです。
タイッツーやくるっぷは個人作成なので、たくさん人がくるとサーバー圧迫されやすく、そういった場合登録制限もかかることがままです。
MastodonやMisskeyは、たしかサーバーを選んでからアカウント作成するので、日本人には慣れない方もいるかもしれません。
あ、俺ずっとmixi使っているのですが、こちらは完全にオフ友用です。フォローしてる人しかTLに流れないので、のほほんとした空気。
Blueskyは、Twitter作った人の一部が作ったからか招待制の頃から一定の人気はあります。しかし、センシティブ判定がかなり厳しいため、水着の画像などはイラストでもすぐ削除されたりします。ヤング系マンガとか男性向けラノベ、BL・TL作家・絵師さんには利用しづらいかと。同調圧力に流されて登録するのは推奨しません。ちゃんと自分の使い方に合っているか確認しましょう。
で、一番サーバー圧迫がなさげなのが生まれたばかりのThreadsです。
FacebookやInstagramの会社が作っているので、元々安定していることは開始前から予想されました。実際開始日に試してみたところサーバー落ちはほぼありませんでした。
出版社やゲーム・アニメ企業の公式アカウントができたら、個人的には情報収集先としてはTwitterと遜色ないですね。
Instagramアカウントの作成が必須ではありますが、そちらへの投稿はしなくても大丈夫です。
書籍化やコミカライズされた方は書影などをInstagram側に載せてポートフォリオ的な扱いでいいかと。
企業アカウントが他の避難先SNSにくる可能性は低いので、宣伝も兼ねる方はThreadsを移行先にするのが最適に思えます。
用途に応じてご検討ください。
(自分は、Threadsの記号やスペースあっても作品名をタグ化できるとこ、好きです。なろうとかWEB小説系の長タイトルでも大丈夫なの、よき)
whispyも今後、候補の視野に入れてもよいかと思います。
運営の計画通りなら、旧Twitterのフォロワーを引き継げるのと投稿連動ができるそうです。連動しての同時投稿はmixiなどで以前対応していた機能ですね。(おそらく、API連携されるんでしょう)
また、どの
[ActivityPub]のプロトコルを利用するなら、既存のSNSとも繋がりやすくなって便利なことでしょう。
『API連携』
これに対応していると企業がキャンペーン展開などがしやすくなります。
なろうやカクヨムも作品ページに、呟くボタンあるでしょう?
コレ押すと、すでに作品タイトル入った投稿画面になるじゃないですか。長タイトルでもこれなら、すぐに呟けて便利ですよね。
この機能、外部サービスのAPI連携してないとできないんですよ……
なので、API連携対応(予定含む)も大事な選択基準になるかと思います。
『フェディバース』
Fediverse。分散型SNSとも。
感嘆にいうと同一のプロトコルのSNSであれば、一種類アカウントを持っていれば他のSNSの人をフォローしたりやり取りできる、というものです。
Blueskyも一応その分類になるのですがプロコトルが[AT Protocol]というもので、他のSNSと繋がっていないんですよね……;
[ActivityPub]のプロトコルに対応しているSNSは多いです。MastodonやMisskeyは対応済ですし、Threadsもテスト中で対応予定です。
それぞれのSNSに同じ内容を呟くのが面倒な方は、[ActivityPub]プロトコル対応(予定)のSNSのいずれかを移行先にするのがよいと思います。
個人的には、上記2点を重要視しているため、Threadsを選んだというのもあります。
Instagramアカウント必須というのが煩わしい、と思われる方もいるかもしれませんが、自分は使ってみて書籍化作家(志望も含む)の方ほど便利ではないかと感じました。
Instagramに書影をおき、ポートフォリオ代わりにして、Threadsでキャンペーンなど期間限定情報などを投稿する。Threadsの投稿は、Instagramのストーリーにもあげられるのでリマインドもできます。
映え、な画像・動画をコンスタンスに投稿しないといけない訳ではないですし、Instagramだけ非公開にすることも可能なので、放置していても大丈夫です。
とりあえず、たくさん色んなところにアカウント作って管理にいっぱいいっぱいなりやすい方は、厳選された方がいい、というハナシです。
文字数:140文字 (Twitter Blue 500文字)
画像・動画:4件
ホーム:タイムライン
投稿:ツイート
返信:リプライ
拡散:リツイート
引用拡散:引用ツイート
会話:リプ欄 (スレッドとも)
@:メンション
#:ハッシュタグ(空白、記号や感嘆符で区切られる)
DM:ダイレクトメッセージ
タブ:おすすめ/フォロー中 ※フォロー中は正確な時系列順ではない。おすすめタブへいき表示されないものもある。
固定:1件のみ
広告:あり(TLやツイート詳細下部の「もっと見る」など)
Web版:あり(8/16TweetDeckは有料化)
再編集:有料のみ30分以内5回まで(2022.10より)
キーワード検索:可
投票機能:1~4
外部連携API:有料
ハイライト:有料
ブックマーク:可
トレンド:あり
◇Threads
文字数:500文字
画像・動画:10件
ホーム:フィード
投稿:ポスト
返信:リプライ
拡散:リポスト
引用拡散:クオート
会話:スレッド
@:メンション
#:1投稿1タグで可(2023.12.08対応。空白、記号や感嘆符も含めてタグ化可能)
DM:(今後実装予定)Instagramで代用可
タブ:おすすめ/フォロー中 ※フォロー中は時系列順
2023.07.26対応(TOPのThreadsアイコン押すことでタブの表示非表示が可能)
固定:1件のみ(2023.11.15対応)
広告:なし(今後の追加機能の内容によってはInstagram同様フィード内にでる可能性はあり)
Web版:あり(2023.08.25対応)
再編集:5分以内(2023.10.13より)
キーワード検索:可(2023.12.01全エリア対応)
投票機能:3~4(2023.10.26追加)
外部連携API:対応予定
ハイライト:Instagramで代用可(Threadsの投稿もストーリーにあげられるため)
ブックマーク:可(2024.02.08テスト開始)
トレンド:実装予定(2024.02.13テスト開始)
現状の機能比較は上記の通り。
Twitterで外部連携に制限が増えてできなくなったことがおおむねThreadsできるので、機能拡充されたあとは保険よりもメインで使ってもいいかな、という印象です。
Twitterだと複数タグ付け可能な代わりに記号とかで区切られる仕様ですが、Threadsは記号含めタグにできるので長タイトル派の人にはすごい便利だと思います。アニメ制作の人も、略称考えるの大変そうな昨今、正式名称をタグにできるならよいですよね。
これからTwitterがどうなるか、によりますが
ヲタクの主流SNSが変わるかもしれないし、そうでないかもしれません。
キラキラしてない泥沼であれと切望する人たちが好きな自分としては、使い方によってはThreadsもそうなっていきそうだなぁと思います。(フォローする人が増えていくと、フィードにリア充っぽい人のポストがでる頻度下がりました)
なので、どちらも経過観察要ですね。
急ぐ必要はないですが、今後の状況に合わせてどこかに保険をもっておく方がいいとは思います。
ご自身に合った避難先を、どうぞご検討ください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます