81

そういえば駅舎の待合でね

或る恋人同士の会話が聞こえてきたんだがね

馬鹿馬鹿しいが成る程面白い遊びをしていたよ


何簡単なことさ

「愛してる」

で作文をやるってそれだけの話なんだ


因みに彼らはね


あなたのことが

いつまでも

しぬときまで

てんごくにいっても


まで考えて「る」が思いつかないと笑っていたよ


君なら何と作るかね?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る