第9話

ーチャイルド宅帰宅。

「ルーク!あんた何してんのよ?ほんっとつっかえないわ!」

「ごめんさっ」

謝る前にルークの髪をつかむ。

「あんたは醜い黒目!私は赤の目!あんたがこの高貴な私に逆らっていいと思って!?」

「あっー」

「お前はつまり高貴な目なら手をあげてもいいんだな?」

そういうと男はチャイルドに手をあげる。

「ーは?」

「あんたなんてことをしたのよ!"青の目"の癖に!」

「あぁ、魔法を解いていなかったな。」

そういうと男から茶色の光が出る。

「あ、あんたは、いえ、貴方様は…」

光が消えると男は青から濃い紺色の目をしていた。

(親切なメイドさんがいっていた。確か濃い紺の目は…)

ー大公。

彼女は会うはずのなかった位であった。


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