恩人の彼が冤罪になった。私は彼が冤罪じゃないと知っていた。彼は自殺した

激 辛

第1話

私はずっと虐められる彼を見ていた。


「痴漢するお前がクズだから行けないんだよ!!」


クラスメイト達は痴漢をした・・・ことになっている、彼を蹴りを続ける。


「辞めてよ。痛いよ」


彼は悲鳴をあげる。


「痛いよ、痛いよーって、バカなの??あーもっと蹴りたくなるじゃん!!」


私は、知っている彼が本当は痴漢なんてしてないことを、そして、今虐める女の子たちが冤罪に仕立て上げた犯人だと。


________


昔、私は彼に助けて貰ったことがあった。


階段から踏み外した所を彼に助けて貰ったのだ。





・・・いつかは、恩返しをしたいなと思っていた。そして今こそがそのチャンスなのに、私は震えて体が動かなかった。


________


そして、時は遅くて彼は自殺してしまった。

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