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 自分だけじゃ到底解決しそうになかったので、ジャルに相談しようと思った。


 というより、ジャルにしか相談ができなかった。


 リンネイの悩みを理解できないから苦しい、だなんて「リンネイの悩みが分からないから何とも言えない」となるだけだから。


 部活の終わりにジャルを呼び出した。






 全てを話した。いや、所々話し忘れたかもしれないけれど、わたしの感情は伝わったはずだ。


 わたしが泣きながら話をするのを、ジャルは神妙な面持ちで聞いてくれた。


 重たい話を話してしまって、申し訳ないなと思った。

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