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 苦しくて苦しくて仕方がなかった。


 何も手につかないほどだった。


 そしてふと思って


 これほどまでに苦しいのはリンネイの所為であると。


 そんなことないのに、思ってしまえばそれしか考えられなかった。


 リンネイの所為で苦しいんだ。いや違う、理解できないわたしの所為だ。でもリンネイがあんなことを言わなければわたしは苦しまなかった。けれど、言ってくれなきゃリンネイは苦しいままだからありがたく思ってる。でもそれはわたしじゃなくていいんじゃない? でもリンネイはわたしとジャルだからこそ話せたのであって。


 そんな思考がぐるぐるしていた。


 それと同じくらいに、リンネイがTwitter(現X)で呟いた。


 「いいともだちもったな」


 わたしは全然良い友達になれてないのにな、と思っていた。

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