喰らうはその魂なり
藤宮あまみ
第1話
龍
人の想いで様々な形に変わる
水と
土地と
つながる
ならば
その土地が
龍を見捨てたならばどうなるのか
龍を見捨て
土地の神を見捨て
信仰心を無くし
人を陥れる
土地の神と人が太古から繋がっていて
純粋に信仰していたら
勝ち目はないとは分からぬだろう
龍を見捨てれば
土地に見捨てられ、
人に見捨てられる
衣食住
すべてが消えゆく
令和
龍の口伝を知らぬ者共は
生まれ変わりを陥れた
存在を
言葉を
過去を
生き様を
情報にして
不特定多数に放った
生まれ変わりが
「巫女」が知られる前に世界を統べていた事は
姿なくなっても
知ることはなく
地獄に逝くまでである。
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