〈Poem.〉Tune at 0-.

Dark Charries.

大地―カルデラ―.

 僕の羽が

 心海ソラの上から着水する


 羊皮紙に筆を執る

 あの時の暗い空間は僕の物だったんだな、と独りで呟く

 

 僕の体内にある二重螺旋構造は

 クロソイドは極大値を取って永遠に

 

 世界の終末へと朽ち果てていく相同性の海―――

 

 その一面が―――僕の心だった気がした

 ―――それが虚像で真実であり、現実の幻想―――


 僕の瞳は終末の大地が視える

 拡張していく土地Air Cloud Spot...に満ちた言葉の魂霊を

 光よりも早い影で残像を飛ばす

 氷空すら飛べるゆかと呼ばれし眠れる部屋氷晶


 放たれし慈愛の散乱は

 僕の元へと留まり

 物質化した価値は失い

 精神的な叡智を与え

 世に満ちた悪しき害毒を

 氷空から照らし浄化する曳光の心



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