てんとれカンニング １巻

C6話 野暮天丸 は かくありとうない

野暮天丸　は　かくありとうない　30点

　本家コメント欄において、コメントくださった方々との会話内で語られるのみであった、創作の裏側や元ネタ。

　ここではネタバレとして【１行補足解説】へ、オープンに書き記していく所存であります。

『てんとれないうらない』は、１行読み物でありつつ、己の記憶と空想で戯れるためのツール的側面があります。

　ですので作者の考えや思惑などは、押しつけ蛇足でしかありません。

「うだうだ書かいちまったら、全く持って粋じゃないよ。ああ無粋、野暮天ってなもんだ」

　ごちゃごちゃ書きがちな私は、お喋りはコメント欄のみにぐっと踏みとどまりました。

　そうは言っても、意味を知ると広がる世界ってのもあります。

　やっぱりちょっと触れて欲しい、書き手の下心もあります

　まあ、本家読んだ後。

　つまりこちとら二周目なんだからってことで、補足書いちゃいます。

(本編でも、これは欠かせないという時だけ。

また、コメ閉じ投稿した時は書いたりもしましたが)

【１行補足解説】

『かくありとうない』

「書く」にもかけてあります。

「野暮天」と「かくありとうない」

　この１行は大河ドラマ『独眼竜政宗』の子役のセリフ『梵天丸もかくありたい』からきている、カルチャー１行です。

(カルチャー１行とは？　次話で補足します)

　私の父は時代劇や時代小説が好きで。(落語も好きでしたね)

　親しき人もクロサワをはじめとする古い日本映画が好きで。

　父に付き合って幼い頃からリアルタイやDVDや再放送などで見てますので、その辺はご年配のお方のお話にもついていけます。

　隣に住む祖父母に幼い頃から触れ合い、学生時代は近所に住む９０代のお世話バイトを少し、なんだか古いことばっかり言ってくる母、歳の離れた兄。

　むしろ私のカルチャー知識こそがご年配です。

　プライベートでは、「年齢なんぞただの記号」と思ってますからあけすけでありますが、webセキュリティ上、身バレ答え合わせができては困りもの。

　推定アラサーから、どっぷり婆ちゃんまで。

　幅広ゾーンのはちみつ秘密、ご想像にお任せします♡