C2話 立ち合い一瞬 今日も 朝6時 土俵にて待つ
立ち合い一瞬 今日も 朝6時 土俵にて待つ 30点
『てんとれんないうらない』
まだお読みでない方は、ぜひとも本家作品からまず先にアプローチされることを、深く深く推奨いたします。
【理由その①】
びっくり箱だから
本家『てんとれないうらない』
この作品の真髄にして醍醐味とは。
それは、開けた瞬間の出会い
題名に第◯話と記されたその横には、空白が広がっています。
つまりクリックして開けなければ中に何が書かれているか分からない仕組みになっております。
開けた瞬間に「笑っちゃう」ものもあれば、「は?なんだこれ?」「うむ……深いな」「くっだらねぇ」「いきなり怒られたし……」「あるある! うんうん」「今日は綺麗だ」「意味ないじゃん」「うっかりきゅんとしちゃった」「へぇ〜なるほどな」「あ! なんかこれで話書いてみたい」
作者の書く1行がびっくり箱というだけでなく。
それを読んだ時、自分の中でその1行に対する思いが、びっくり箱のように突如湧いてでくる、さまざまなタイプの1行が仕込まれています。
1行それ自体を読んで楽しむことも勿論ではありますが。
1行を読むことよって自分自身の中から思いがけず引き摺り出された記憶や、妄想空想の羽ばたきを感じて味わう、そんな遊びがそこに生じるのです。
【1行補助解説】
毎朝6時更新。
相撲のように。
はっけよぉい! ポチった!
毎日開けた瞬間、わたくし作者と読んでくださる方との、立ち合い、ガチンコ勝負なのです。
それに対し、この『てんとれカンニング』はというと。
ご覧のように話数の横に、本文1行が丸見えで題名として書かれています。
(本作品の前書き部分は『てんとれカンニング』用に書き下ろした1行です。ですので、『第』と書かずに、カンニング=
つまり開けずして中身が分かるという構造。
まさにネタバレ!
ドキドキが台無しです。
では、なんの為にこのネタバレ方式の作品を作ったのかと申しますと……
ひとえに【てんとれ祭】のためです。
その件に関しましては、4話以降に記して参りましょう。
ということです、何はともあれ。
お初にお目にかかるお客様はぜひとも、まずは本家『てんとれないうらない 1巻』にて、
「今日は一体何が隠されているのだろう!」開ける前のわくわくを体感していただければと思っております。
『てんとれないうらない 1巻』の入り口 はこちらから
https://kakuyomu.jp/works/16817330660317256579
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