9.夜空
夜空を見あげると
思ったとおりに
星がきれいに瞬いていた
そこに置いてきてしまったもの
ここで手にしたもの
どちらが大切かなんて
そうね
その答えは
今すぐには出せないけれど
でもね
星が瞬いているのを見ていると
そこに置いてきてしまったものが
恋しくなってしまうのは
当然のことだとも思うし
仕方のないことだとも思うの
鼻先がくすぐったい程の痛みを感じた
もうすぐ涙がでますよの合図
もういちど
夜空を見あげると
思ったとおりに
星がきれいに瞬いていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。