戦国死闘 本コンテストでは自ら創作したオリジナル作品(一次創作)のみ応募可能です。 応募受付期間終了時点までに本文が10万文字以上であること。なお、長編、連作短編等小説の形式は不問といた。

鷹山トシキ

第1話 草尾高校生編

 8人死亡


 舞台は現代の日本。ある日、主人公である高校生の草尾は、東照宮での修学旅行中に偶然化け物の襲撃に遭遇します。必死の抵抗の末、草尾は窮地を脱出し、なんとか現実世界に戻りますが、そこで彼は異世界への扉を通ってしまったことに気づきます。


 異世界で目を覚ますと、草尾は日本の戦国時代にタイムスリップしてしまっていることに気付きます。彼は偶然、織田信長の元で働くこととなり、彼の将来を変える機会を持つことになりました。


 やがて、草尾は自身が特殊な能力を持っていることに気づきます。彼は他の人では見えない魔力を感じ取ることができ、それを使って化け物や敵と戦うことができるのです。


 一方、草尾は蒲生氏郷という忍者の存在に触れます。彼は忍術の達人であり、草尾に戦闘技術や生存術を教えることになります。蒲生氏郷の存在が、草尾の異世界での生き残りと戦いの力となります。


 草尾は信長の信頼を勝ち得つつ、戦国時代の争乱を乗り越えながら、化け物との戦いや異世界からの脱出方法を探し続けます。そして、彼は宇都宮焼きそばという特別な料理を通じて、異世界の人々との絆を深めることにも成功します。


 ある日、信長と草尾は信長の居城である安土城内の庭で対話しています。信長は草尾に、彼が異世界から来たことを知っていますが、その理由や目的についてはまだ明かされていません。


 信長:「草尾、いつも手元にある本を強く握っているな。それには何か意味があるのか?」


 草尾:「はい、徳川の時代に生まれ変わった僕らしいんです。この本には、その時代の歴史や人物の記録が詳しく書かれていて、僕にとっては繋がりの証なんです」


 信長:「そうか、徳川か。彼らもなかなかの存在だ。私にとっても重要な人物だが、おまえにとってはどんな存在なのだ?」


 草尾:「はい、彼らは戦国時代を生き抜いた偉大な人たちです。そして、彼らの歴史が現代をつないでいると感じます。僕は、異世界から来たことで、この時代の人々を支えることができるんじゃないかと思っているんです」


 信長:「なるほど、おまえの言葉には説得力がある。君はこの戦国時代で何か大きな役割を果たすつもりか?」


 草尾:「はい、信長殿。ただ単に現代からタイムスリップしてきただけではなく、この異世界でも何かを成し遂げたいと思っています。もし僕が持っている能力でお役に立てるのなら、どうかお教えください」


 信長:(苦笑いしながら)「なかなか熱意があるな、草尾よ。あらゆる力を使いこなせる者にとって、僕は殺人とも呼べる野心と欲望を持っていると思われても仕方がない。しかし、おまえのような人間には、その力を使い、この混乱の時代で何かを成し遂げる機会もあるかもしれん。それを見極めるためにも、一緒に行動してみようじゃないか」


 草尾:「ありがとうございます、信長殿!私も頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします!」


 信長:「まあ、おまえがどれだけのことを成し遂げられるか、私の興味はある。頑張れ、草尾よ!」




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