僕のこと 本の夢師

６作品の５点評価

ＩＮＳＡＮＥ ５点評価

僕のこと　本の夢（む）師（し）

INSANE　正気の沙汰

登場人物★★★★☆

超読後感★★★☆☆

転承起結★★☆☆☆

舞台装置★☆☆☆☆

参考資料★★★☆☆

評論：舞台装置が低いのは、閉鎖病棟感が出ていない点

４回目の入院を全否定しながらも

結局、医療保護入院をしてしまった点。

日常生活と院内生活の線引きが曖昧糢糊。

登場人物で好きなのは

佐々木正尚くん

（無類の野球狂！）（ＤＮＡ横須賀のファン）。

富士見光くん

（エロ博士）（不死身のアンデッド・ボーイ）。

柳田不協和音さん

（無敵のシロネコ）（不協和音＝ディスコード）。

１００％しないと誓った医療保護入院をしたり

２０２３年１２月３１日迄

全く予知していなかった

令和６年能登半島地震が起きたり

時流は予想不能の方向に絶えず流動している。

正気の沙汰　という副題には

正気の思考の範囲内で振り返っている

という意味を包含している。

ＩＮＳＡＮＥという英単語にも

逆説的な思いが込められている。

（超ＣＯＯＬ、イカシテル、最高潮！）

（罵倒するような意味合いから一転する）。

ＩＮＳＡＮＥという表題は戒めであり

拳を突き上げて歌う鼓舞の賛歌である。