第2話

「優君・・・久しぶりだね」


「・・・う、うん」


元カノを見た瞬間、トラウマが蘇り、恐怖か湧いた。


「優君・・・大きくなったね」


「・・・そうだね」


言おう、言うんだ。俺だって小さい頃だし、もうあの時のことを忘れたいんだし、


言うんだ。


過去のことはいいから、これからはお互いに丁度いい距離感で・・・って


「・・・優君、私あの人と別れたんだ」


「へぇー、そ・・・そうなんだ」


どうでもいい。いやよくないけど、クラスメイトに不良とか居たら避けるべきだし・・・いや、それよりも、言うんだ。


「それからね、私は誰とも付き合ってないんだ」


「そうなんだ」


俺はそうなんだしか、言えないロボットか


「私ね!!あのあと!!後」


「優!!!入学おめでとうーー!!」


「ひ、ヒロ!!!」

相棒!!!ありがとう!!あい、ぼう!!


「ヒロこそ入学おめでとう、似合ってんじゃん制服」


「うん、当然って・・・あ、も、もしかしてお邪魔だったかな?」


元カノは複雑そうな顔をしている。


「そんなことはないよ。ねぇー春さん(苗字)」


「・・・う、うん」


「そっか。良かった。なぁ優早速、あっちで連絡先交換してるから来いよ」


「わかった。ご、ごめんね春さん」


「あ、わ、私も!!」


そうして、俺はクラスメイトと連絡先を交換して、何とか元カノから逃げることも出来た。


ありがとうヒロ。


だが、しかし、この全体と交換する流れで、元カノとも連絡先を交換することになったんだが、

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