登場人物紹介その三

●金太郎(=坂田金時)/生没:956~1012

通称”金ちゃん”。源頼光にしたがい雑用をこなす使用人。

人間離れした怪力を有し、おそらくは俗にいう”異能者”であると思われる。

動物と会話する能を持ち、フィールドワークにおいては彼の右に出る者はいない。


●坂上季猛(=卜部季武)/生没:950~1022

弓術の名手たる源頼光の配下の一人。

正式には源頼光の父親の配下であり、源頼光のお目付け役として従っている。

かの征夷大将軍・坂上田村麻呂の子孫であり、その霊威を持ち極めて呪に対する耐性が高い対呪術能力を持つ。


●荒太郎(=碓井貞光)/生没:954~1021

山人(妖魔族の血を持つ人間)の末裔である源頼光の配下の一人。

呪術に長け陰陽道とは少し異なる術を操る。さらには杖術にもたけており、その一撃は岩をも砕くことが可能である。

源頼光配下の中で最も人間離れした人物であるが女好きで、さらに熱い湯につかるのが大好き。


●千脚大王/生没:不明

平安京の貴族・小倉直光の娘を攫った甲虫妖魔王。

その目的及び能力に関しては未知数であり、頼光四天王にとっては困難な戦いになると予想される。

近くに住まう竜神を悉く喰らったといわれており、その霊威はすさまじいものであるとされる。

その配下に人である法師を連れているようだが?

後の世で蘆屋道満の八大魔王となる者と同じ名前であるが?


●栄念法師/生没:不明

ぼろを身に着けた謎の法師。その能力――正体はすべて謎に包まれている。

そして、彼の存在を頼光達はいまだ知らない。

――その目的とは?

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