インターネットに転生してみた。~情報の最高権限者~
ぬりぬりねこ
一章 インターネット最高!!!!
カタカタ。キーボードの上で指が滑る。
ウィィンーというPCのファンの音は心地よい。
時計を見ると時刻は八時三十分。遅刻の事に気付いたのか、もう行く気はなかった。
すると………パソコンの画面から強い光が————そこから彼の意識はなかった。
(^ ^)
さっきまでゲームをしていたPCに……自分はいた。
「おーい。梨花~聞いてる?不登校キッズの梨花ー。」
「不登校じゃない」
不意に違うと答えてしまった…。
「なんだ。聞こえてるじゃん。ゲームしよゲーム。」
「ちょっと今重大な仕事があるんだ。」
ビデオ通話だから、相手の顔が見える。
しかし、私の部屋のカメラに何も映っていない。
(もしかして…………)
不登校キッズ(笑)に問いかけてみる
「雫。メールアドレス教えて」
「なんで?まぁいいや。……嫌な予感がする。kuriki.sizuku@hotonmail.co.jpだけど。」
「おっけー。」
私は詳細を開ける左下の窓のマークを手で押す。すると四角いウインドウが開いて、
"メール"という項目を押す。メールの送信画面があったので、そこにさっきのkurumi.sizuku@hotonmail.co.jpを入力する。そこのところに私はダッシュで入る。
すると……私がファイル項目として送信画面に入ったのだ。
そのまま手を伸ばして送信ボタンを押す。
ホースのような管を通っっている。多分これはデータを送信している感じだろう。
すると……地平線がまっすぐに見える所にいた。後ろに向いてみると壁がある。
そこにはhotonmail.co.jpというwebページが出てきた。
メールのマークが私を覆い、@kurukmi.sizukuに送信された。
(^ ^)
「ハァ!?なんで梨花がここにいるの!?なんでなんでなんでぇぇぇぇぇぇ!」
「ごめん。インターネットに転生しちゃった。インターネット最高♪」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます