第15話水泳教室

 小学生時代に近くのプールで、水泳教室があり、それに行っていた。

 毎週土曜日にその教室があって、いくつかのクラスがあって、そこで、クロールを習ったり、タイムを競ったりした。

 最初はバタ足から教えてもらい、徐々にstepupしていって、クロールや背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライと言った順番に技の難易度が上がっていく。


 はっきり言って、スパルタみたいな指導だったので、あまり行くのが好きではなかった。

 しかし、教室が終わった後のアイスクリームはまた、美味しくて格別だった。

 これが唯一のご褒美みたいなものだった。

 私は最終的にイルカクラスまで行って、一通り泳げるようになった。


 姉も妹も同じ水泳教室に通っていた。

 姉の方が泳ぐのもうまくて、負けていられないなという闘争心はあった。

 クラスも上で、シャチクラスにいて、到底及ばないクラスにいた。

 妹も通っていたが、それほどではなかった。


 人間には向き不向きがあるが、水泳教室は泳げるきっかけをくれたいい場所だったなって、今になって思う。

 これからも教えてもらった技を忘れないようにして、時間があるときは泳ぎに行こうと思う。

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