第5話 2月4日 凄いとしか言えなかった名古屋公演!

※今回のお話では演奏曲や曲順に触れていますのでご注意ください。


 いよいよ当日。無事にお昼に名古屋に着き、同行の方々と名古屋の有名な喫茶店「コンパル」で名物のエビフライサンドを食べました。氷の入ったグラスに自分で熱いコーヒーを注ぐ方法のアイスコーヒーが珍しかったです。


 会場であるバンテリンドームに着いたのは開場時間の16時少し前だったので、物販もGOLDレーン(大阪のGOLDチケットを提示)は待ち時間なしで入れ、ツアーTシャツとパンフレットを購入。


 前回2020年来日時はグッズを買いまくったので今回は最小限にと思ったのですが、後で他の方のツイートを見てフーディも欲しくなってしまいました。大阪で買う?


 そして16時20分に入場。早く来た方とあとで来る方の狭間だったのか、入場も待ち時間なしでした。


 今日の席はSSでしたが、GOLDの隣の良席でした。


 ツイッターでの相互さんとお会いしたり、トイレに行ったりしているうちに、開演時間が迫ってきました。


 そして18時09分、ショーが始まりました。(※全曲感想を書いているとどれだけかかるかわかりませんので、どうしても書きたいことに絞ります。)


 オープニング曲はまさかのRADIO GAGA!QUEEN、QALのライブの華であるこの曲をトップにもってくるとは驚きましたが、会場は一気にヒートアップしました。


 RADIO GAGAについては「仕掛け」があったのですがそれはまたあとで。

 

 そしてMACHINES、HAMMER TO FALLとメドレーでなだれ込んでいきましたが、ここで気が付いたのが「ロジャーのドラムの重量感が凄い!」ということでした。


 御年74歳のロジャーがこんなに重たいドラムを叩く!そのパワーに圧倒されました。若返っていませんか???


 もちろんブライアンのギターも、アダムのボーカルも、スパイク、ニール、タイラーも、最初から絶好調でした。


 ロジャーで驚いたのは、みんな大好き「車の歌」I’M IN LOVE WITH MY CARが5曲目で出てきたこともそうでした。

 

 こんなパワーのいる曲を頭の方にもってくる。今回のライブには最初から全力で臨む、そんなメンバー全員の気持ちが伝わってきた気がしました。

 もちろんいつもそうなんだとは思いますが、今回は特にそんな印象を受けました。

 

 ハードロックパートのあと、ブライアンが花道に出てきて、日本語と英語でトークを始めます。


「Hey、お元気ですか?」

(会場みんなで「元気―」)

「Yeah、ホントね?」

(会場みんなで「ホントー」)


 私が一番楽しく感じたやり取りです。


 後半フレディと一緒にLOVE OF MY LIFEを歌ったあと、TEO TORRIATTEが始まりました。


 そこでもサプライズが。


 後半、アダムがTEO TORRIATTEを歌い始めました。会場みんなが息をのむ気配が感じられました。またひとつ、アダムとの「絆」ができた瞬間でした。


 UNDER PRESSUREの前のロジャーのトークもいつもより長く、黄色い大歓声に照れたような表情を見せたのも、大変失礼ながらかわいかったです。


 ブライアンのソロでは、前回2020年と同じように天体の上に立っている演出がありましたが、前回と違う映像のような気がしました。


 単に見た角度が違うだけかもしれませんが、前回は「リュウグウ」の写真、今回は月探査機「SLIM」が撮った月面の写真・・・いや、わからない。どなたか天体に詳しい方いらっしゃいませんか。


 この辺からは私は陶酔感に包まれて、記憶が定かでなくなってすみませんが、SOMEBODY TO LOVE、THE SHOW MUST GO ON、BOHEMIAN RHAPSODYと絶叫しているうちに(周囲の方ごめんなさい)、いったんメンバーがステージを降りました。


 アンコールに応えて、フレディが登場!

 

 AYOで会場がさらにさらにヒートアップしました。


 アダムと一緒にWE WILL ROCK YOUを叫んだあとにまたサプライズが。 

 

 MACHINESの一節が流れたあとに、RADIO GAGAの後半部分が!そういうことだったのか!

 

 もう一回手をあげてRADIO GAGAを歌える幸せの時間が!


 そして、WE ARE THE CHAMPIONSをみんなで大合唱し、GOD SAVE THE QUEENが流れ、メンバー全員が並んでの観客へのご挨拶があり、2時間10分にわたる夢のようなショーが終わりました。

 

 凄かった。本当に凄かった。ボキャブラリーが貧困で恐縮ですが、そんな言葉しか出てこない、最高のステージでした。

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