いちファンが見たQUEEN+ADAM LAMBERT 2024年来日記録
安明(あんめい)
第1話 1月31日 羽田空港でブライアンとロジャーに会った!
今日からメンバーの離日まで、「いちファンが見たQAL2024来日記録」を僭越ながらカクヨムに毎日(になるかはわかりませんが)あげていきたいと思います。もしかしたら、過去のQUEEN関係の来日公演についての思い出も取り混ぜるかもしれません。
どれだけお読みいただく価値があるかわかりませんが、よろしくお付き合いのほど、お願いいたします。
今回のQAL(QUEEN+ADAM LAMBERT)の公演は名古屋、大阪、札幌、東京の全公演を観る予定です。前回2020年はさいたま、大阪、名古屋のうち、仕事の都合で大阪は行かなかったのですが、今回は幸か不幸か(QALについて言えば「幸」ですが)、時間には余裕のある身です。
これが最後の来日公演とは思いたくはないのですが、あとあと悔いのないように、全公演行くことにした次第です。
さて、私の生涯をかけた夢(という割にはそのための努力はしていない気もしますが)に、「QUEENのメンバーに会う」ということがあります。前回来日時は名古屋公演の翌日に名古屋城へ行かず「鉄旅」を行うという、痛恨のミスを犯しました。(ブライアンが名古屋城に来た。)
今回こそはメンバーとどこかで会いたい、というか遭遇したいと思ったのですが、いくら前回来日時のメンバーの行動を見返しても、出没先を想像できる訳もありません。
唯一、というか、唯二想像できるうちのひとつが来日時の空港です。(もうひとつについては別の日に。)そこで、必死に想像を巡らせました。
前回は2020年1月25日のさいたまアリーナ公演の5日も前の20日に、メンバーは韓国からプライベートジェットで来日しています。ずいぶん余裕のある日程ですが、映画「Bohemian Rhapsody」の大ヒットの余韻のあるなか、プロモーションや取材対応のための時間が必要だったと推測しています。
ソウル公演とさいたま公演を週末に入れたため、その間の日程が空いた、という事情もあったのでしょう。
今回いつ来日するかはもちろんわかりませんが、1月末から名古屋公演2日前の2月2日まで、ロンドンから羽田(現在ロンドンからの直行便があるのは羽田のみ)に着く航空便(現在飛んでいるのはBA、JAL、ANA)で、ファーストクラスが満席の便を探してみました。
誰と誰が一緒に飛行機に乗るかはわかりませんが、QALのメンバーとなればファーストクラスでしょうし、メンバーや主要スタッフでおそらく8席のファーストクラスは満席になると想像したからです。
その結果私が編み出した予想は、1月31日の10時25分に羽田に着くBA005便か、2月2日の同じ便。さて、当たりますか?
そして迎えた1月31日、朝からSNSをチェックしていた私は驚愕しました。ブライアンがこれからJALに乗るとインスタグラムに載せていました。
投稿した時間は日本時間で午前2時頃。イギリス時間で言えば17時頃。そのあとロンドンを出る便は、ヒースローを18時30分に出て、羽田に翌日、つまり今日の17時20分に到着するJALの44便!
予想外した!でもこれなら、羽田空港にお出迎えに行ける!
それに、今日羽田空港着なら、直接プライベートジェットで名古屋行くこともなさそう。つまり、ブライアンは到着ロビーにお姿を現すのではないか。
空港お出迎えのお作法はわからないけど、よし、行くぞ!
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そして、羽田空港でブライアンとロジャーのお姿を間近で拝見することができました!
実はこれは、今回羽田空港をご一緒した「先達さん」がいらっしゃってのことでした。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のイベントでお知り合いになった方で、私より若い方なのですが、QUEENファン歴は私より長く、空港お出迎え経験もお持ちなので、先達さんと呼ばせていただきます。
17時20分到着予定のBA005便は30分遅れて17時50分着とのことでしたが、到着時間が近づくにつれて、ファンの方が多く集まってきました。
ここで問題となるのが、どこでブライアンをお迎えするかです。私は到着口の正面でいいかなあと思っていましたが、先達さんは「よく見て場所を考えましょう」とおっしゃいます。
そろそろBA005便が到着しようという時に、よく様子を見ていた先達さんが、「そこで待つのがよいのではないか」とおっしゃた場所で待ち構えました。
それは大正解でした!
18時27分、ブライアン・・・ではなく、最初にロジャーが姿を現しました。ブライアンだけでなく、ロジャーも一緒の便に乗っていたのです!
笑顔で手を振るロジャーとお嬢さんのタイガーリリーさん(髪型が短くなっていたので私は奥様のサリナさんと間違えた)が、私たちのすぐ目の前を通り過ぎます。
そして、ブライアンが姿を現しました。ブライアンはサインに応じながら、徐々に近づいてきます。私はもうこれが現実か、それとも幻想がわからなくなってきました。
実物のブライアンはとても若く見え、優しくそしてにこやかな表情でファンに応じています。そして、私の近くにいらっしゃるときに、他の方にサインをしていたのが一段落した頃合いを見計らって、「My dream comes true.」と声をかけてみました。
そうしたら、ブライアンは私に笑顔を向け、サインペンを持っていた手を挙げて応じてくれました。「Thank you.」とも言ってくれました。
私の一生の夢がかなった瞬間です。
これもブライアンと先達さん、そして「羽田空港へ行く」と「X」に投稿したときに、応援してくれた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
もちろん、これで終わりではありません。日本ツアーはこれから始まるのです。
ただ、この夢のような経験に、しばらく浸らせてもらえたらと思います。
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