第1章胸の傷跡は生きてる意味(4月)

今日から電車通学を楽しみにしていた。

金光駅をAM7:36の電車で行けば、岡山駅にはAM8:12に着き、そこから歩いて15分程で高校に着くと思う。

で、純くんは小学校の頃から野球を続ける事になったので、高校は関西に行く事に決まった。

駅前の傍の公園には、桜が一気に満開になって今週の土曜まで花見シーズンを迎えるという感じじゃないかなというような気がする。

同じ高校に行く事になった花蓮ちゃんと一緒に、駅の近くのセブンイレブンに寄ってホットのジョージアのカフェラテを買ってから熱いので胸ポケットに入れて暫く冷ます事にした。

いつの間にか、南口が出来てた。

前はある行事の時にしか使われてなかったけど、去年の冬に使えるようになったなんて知らなかった。

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