第4話

とりあえず、みんなには席について貰った。


それにしても、何がしたいんだよ。


散々俺のことを虐めておいて、


わざわざ、みんなで謝りに来る??絶対に裏がある。


・・・


もう今度は負けない。


「優君」

席が隣になった春が俺を見てニコッとする。


・・・何を企んでるんだよ。マジで


________


春視点


優君・・・嬉しいな。こうやって優君を横から眺めるのは


・・・ずっとこうしたかった前みたいに・・・


顔からして分かる。優君はまだ私を警戒している。当然だろう。


私達はそれくらいのことをしたし、虐めた理由も特に何もなく面白そうだからで虐めたんだから。


これからは、たとえどんなに優君が嫌っても私は守るからね。

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